■実印について
使用頻度は多くはありませんが重要な取引時に必要となる場合がほとんどです。そのため、実印と印鑑登録証は厳重な管理が必要です。
【実印が必要な場合】
・公正証書の作成(金銭消費賃借証書・契約書など)
・不動産の取引(土地・建物の売買など)
・住宅ローンの申請時や契約時
・自動車を購入するとき
・生命保険、自動車保険等への加入時
・遺産相続・保険金を受け取るとき など
【実印登録に必要な条件】
・住民基本台帳(外国人の場合は外国人登録原票)に登録されている氏名に限る。
・印鑑登録する本人の年齢が満15歳以上。
・フルネームまたは姓、名のいずれかが完全に表示されたもの。
・印影の大きさが直径8mm以上、25mm以内の正方形に納まるもの。
*市区町村によって登録条件が異なる場合がありますので、直接ご確認ください。
【彫刻内容について】
フルネームまたは姓、名のいずれかで彫刻します。姓がかわることも考えてお名前だけで彫刻する方も多いです。
あらかじめ市区町村に登録している実印の印影が同一であることを市区町村長が証明するのが印鑑証明書です。
また、印鑑登録時に交付される印鑑登録証を持参すれば、登録印鑑を持って行かなくても印鑑証明書を得ることができます。
■実印によく使われる書体と書き順の例
【姓名】 山田太郎

【名】 太郎

■上記以外にも認印・銀行印と同様、姓のみで彫刻することもあります。